卒研生や他大学からの大学院生を募集します
当研究室では、主に2つの研究テーマ(ゲノム発現制御機構とケミカルバイオロジー)に取り組んでいます。より具体的な研究内容については、Researchのページをご覧下さい。
当研究室は、世界水準の研究 ― 時には世界をリードする研究を行う、という高い志を持っています。世界を見渡すと、潤沢な資金を持ち、世界中から集まった優秀なポスドクを多数擁する研究室が沢山あります。うちのような規模の小さな研究室が世界に伍して戦っていくのは並大抵のことではありませんが、知恵と勇気を振り絞って、一緒に新しいサイエンスを切り拓いて行きましょう。
他大学から本学大学院に進む方の参加も歓迎しています。本学の大学院入試は、毎年6月下旬が願書の〆切で、7〜8月に試験が実施されます。当研究室を希望する方は、事前に山口(yamaguchi.y.8072@m.isct.ac.jp)にコンタクトをとって下さい。学院やコースレベルの説明会も頻繁に開催されているので、それらに参加するのも手です。
研究室の見学等は随時受け付けているので、メール等で連絡し、アポをとって下さい。
博士後期課程への進学
修士課程の2年間というのは研究の醍醐味・本当の面白さを理解するには短すぎます。以下で紹介するように、博士進学イコール研究職というのは誤解で、PhDホルダーにはPhDホルダーの強みがあります。特に、世界を舞台に活躍するにはPhDは必須とも言えます。せっかく研究というものに足を踏み入れたのなら、博士後期課程への進学を考えてみませんか。(進学の判断は各個人の自主性に任せています。)
本学の方針により、博士後期課程の授業料は実質無料であるのに加え、博士後期課程の学生に対しては様々な経済的支援制度が充実しています。
卒業生の進路
学士で就職する人はほぼゼロです。ほぼ全員が大学院の修士課程に進学し、その一部が博士後期課程に進学します。
卒業後の進路ですが、PhDを取得した学生の一部はアカデミアのキャリアパスを目指してポスドクの職に就きます。実際のポスドク先として、国内では国立がんセンターや京都大学、海外ではハーバード大学やペンシルバニア大学などに進んだ卒業生がいます。
その他の博士修了者と修士修了者は企業に就職することになります。当研究室の研究内容とマッチするのは、製薬、医療、食品、化粧品などですが、ソフトウェア・情報処理や商社などを選ぶ学生もいます。過去10年程度の間の就職先は、ざっと以下のとおりです。
過去数年間の就職先(一部)
武田薬品、中外製薬、小林製薬、資生堂、花王、味の素、キューピー、雪印、アサヒビール、富士フィルム、凸版印刷、クラレ、藤倉化成、BASF、生化学工業、キャノン、日立製作所、日立工機、日立ソリューションズ、リクルート、野村総研、IMSジャパン